【原作】サクラダリセット 【感想】
アニメ化もされた。
面白かった。
ただこの一言に尽きる。
wikiより引用
能力者の存在する街・咲良田に住む浅井ケイは見聞きしたことを完全に思い出す「記憶保持」の能力を、春埼美空は世界を最大3日分擬似的に巻き戻す「リセット」の能力を持っている。ケイ達は、能力者を管理する公的な機関・管理局の「奉仕クラブ」に属し、依頼されて能力を使いながらも安全を保障されている平穏な日々を送っていた。そんなある日、「マクガフィン」を巡る事件の発端となる依頼が舞い込んでくる。
いわゆる典型的なライトノベルではないし、分かりやすい萌え要素も少ない。
文章はすごく綺麗だし、分かりやすく書かれていた。タイムリープを繰り返す、青春SF物なのだけれど、どこかSteins;Gateを思い出させる。
調べてみると、全七巻。
まだ一巻しか読んでいないし、全貌は全然見えてこないけれど、一巻完結時点で伏線はたっぷりと残っていた。噂によれば、全ての伏線を、これ以上ないほど綺麗に回収してくれるらしい。
端的に表現すると、この作品はぼくの好みだ。青春、SF、ミステリ要素。全てが詰まっている。
超能力とか聞くと、サイコキックなバトル展開を思い浮かべる人も多いだろうが、たぶんちょっと想像とは違う。
パズルが綺麗に嵌まったときのような、全てが纏まる事による快感。なんて事のないワンシーンが、何より重要だったりする。
主人公もかっこいいし、ヒロインは可愛いし、そしてキャラを越えるプロットの巧みさ。
なんていうか、羨ましくなったよ。