世界は物語で出来ている
物語には、無限の可能性があると思っている。
ぼくなりの物語に対する考え方、捉え方をここに書き記したい。
世界の全ては今へと至る物語
考えてもみてほしい。
例えば日本史や、世界史。
中学校や高校で勉強するそれらは、物語以外の何者でもない。なにがどうなって、文明が成立したのか、それを客観的にとらえ、心情的な部分を削ぎ落としたものが、歴史である。
ドラマとは心の動き、葛藤のことである。
例えば今朝の話だが。
1,ぼくが目を覚ました。空腹
2,空腹だから朝ごはんを食べようと考える
3,パンか米か迷う⬅コレがドラマである。
結局パンを食べたのだけれど、これがいったり物語でなくてなんだろうか。
つまり歴史とは物語であり、物語をようくみてみれば、そこにはドラマがある。
ぼくが生まれた時にだってドラマはあっただろうし、両親が生まれたときだって、それはあったはずだ。
今を生きるぼくらは、ギリギリのバランス感覚で、物語で積み上げられた過去の上に立っていて、立ちながらも未来への物語を積み上げている。
だからみんな、物語からは目が離せない。
なくてはならないものだから。
つまるところ物語の中で、ぼくらは今生きているから。
映画や小説、漫画やドラマ。
それらが無くなることはないだろう。
物語メディア は形こそ変えるかもしれないが絶対に残り続けると断言出来る。
だからぼくは、小説を書くのだ。