【ぼっち】大学生になったけれど、友達の出来ない君へ聞いてほしい【孤独】
どうしようもなくなってしまった事を自覚する瞬間がある。
行き詰まりというか、行き止まり。
道を選んだ事を後悔するような瞬間が。
大学生活でいえば、それは例えばぼっちになった瞬間だ。
最初に知り合った時に、どんな話をすればよかったのかという選択。
その日着る服をどう選ぶか。
どんなサークルに入るかを、どう選ぶか、とか。
選択肢を失敗した過去を変える事は出来ない。
そうして入学してから三か月もたった夏休み前のある日、気付くのだろう。
予定のないスケジュール表を見て。
「あぁ、失敗した――――」
と。
それでも決して、自己肯定だけはしないでほしい
ぼっちになった人間あるあるだとは思うのだけど、皆自己肯定をしたがる傾向にあると思う。
- むしろ時間を作れてこっちのほうがいい
- 飲みとかに行かなくていい分、お金を自分の為だけに使える
- 勉強する事に集中できる、趣味に没頭できる などなど……
しかしそれらの理由はあくまで後付けでしかない。
後付け以上に、言い訳でしかない。
大学生活に、失敗した言い訳。
ぼくには分かる。なぜならぼくがそうだから。
あくまで理想を追う姿が美しい
現状と理想のギャップに、へし折れそうになるかもしれない。
理想 大学一年生の夏休み、彼女と旅行へ行く。
現実 バイト。もしくはユーチューブで動画を見漁る。
このぐらいの差異が、生まれてしまっているかもしれない。
しかし、現状は現状として受け入れて。
あくまで理想を追ってほしい。
苦しくても、泣きたくなっても。
なぜならば現状には、絶対に理由があるからだ。
原因があり、理由がある。
それを改善しない限り、同じミスを繰り返すことになってしまうかもしれない。
過去の失敗から逃げず、原因を探る。
理由を仮定して、また新しい試みを選択する。
新しいサークルに入る。大学生の多いバイトを始める。友達が増えそうな趣味を作る。
また失敗するかもしれない。でもいいじゃないか。
失敗と捉えるからいけないのだ。ただ、そうあっただけ。
そう歯車が廻っただけ、だ。
そうやって、繰り返し繰り返し試みる。
そんな年月を過ごした結果、きっと貴方は一回りも二回りも成長している筈だ。
陥った状況を受け入れないで、あくまで理想を追う。
その過程こそが、たぶん青春なのだろう。