【化物語】阿良々木暦の高校生活ーー完結【終物語】
つい先日、アニメ物語シリーズが、一応の完結を見せた。
阿良々木暦の高校生活は、一応の終わりを迎えたのだ。
ぼくが「化物語」を最初見たのは、高校二年生の頃だった。
独特な雰囲気なアニメだなーと、そんな感想を抱いたのを覚えている。
たしか当時、けいおん!とか、レールガン、あとはひぐらし?などが流行っていたのかな。
シャフトの謎にお洒落な演出に、延々と続く会話劇、そして強く立っているキャラクター。
あらゆる意味で、新鮮だったのだ。
そしてアニメは「化物語」では終わらない。
どんどんと、まるでパズルを繋ぐように話はアドリブ気味に続いていく。聞いてみれば、原作の作者である西尾維新先生はプロットを作らないらしい。
そしてやっと、とりあえずの終わりを迎えたのだ。
そのタイトルが「終物語」
阿良々木暦が一体何で出来ているか、それを探る物語だ。
八年近くも見ていると、なんだろう、、、ちょっと感慨深いものがあった。
もうぼくも25歳。
もう充分に大人と言える年齢だ。
アニメや漫画の主人公たちの年齢を、追い抜き追い越しする感覚。何度経験しても、慣れないものだ。
もう、鬼塚栄吉は年下だし、ぬ〜べ〜は同い年だし、、、。
絵だとういう事は分かっているけれど、そらでも。漫画の中の彼らみたいになれていない現実に、ぼくは悶えている。
ぼくらが戦うべきは怪異ではなく、現実なのだ。