電撃大賞の一次選考を通過したぼくが、作品を書く上で気を付けた事
第25回電撃大賞に応募したのだけれど、その結果が七月の十日に出た。
結果、ぼくの送った小説は一次選考を通過していて、二次そして三次選考へと進む事となったのだけれど、その賞へと送られた小説の総数を知って驚いた。
その数なんと、4843!
そしてそこから一次選考を通過したのが、510の作品となる。
倍率にして、約十分の一ぐらいしか、二次へは進まない事となる。
もちろん選考は二次で終わらず、三次四次、そして最終選考へと至る事となるのだけれど。最終的に受賞する確率は、なんと一%以下らしい。
恐ろしい倍率だ。倍率だけで言ったら、なかなか比肩しうるものがない程難しい。
いや~これはどうなのかな。
そりゃあ出来る事なら受賞してほしいし、出版されたいものだけれど、そこまで現実が上手くいかない事も理解してるつもり。
しかし、執筆において、意識した事が無いわけではない。
意識した事
意識した事は、それほど多くない。
まず、キャラ。そしてそのキャラが居るのがどんな世界なのかという事をハッキリさせる事。そしてそれを序盤で書いて、何か問題が起きて物語が進んで行く。ある意味で、キャラクターや設定が全てなのではないか――という、そんな思惑で、小説を書いている。
本当は、最初から終わりまでプロットを考えた方が良いのかもしれないけれど、考えた所で全然思った通りにはいかなかったからあきらめた。
イメージとしては、序盤だけちゃんと頑張って、結果どうなるかは流れに身を任せるという感じ。流れというか、キャラクターに任せる。任せられるぐらい、キャラクターを立てる事を目標に書くというか。
キャラクターを立てる事と、物語の目的を創る事。その二つを意識して書いて、一次は通った。でも、これをやったから一次を通過したのかどうかは分からない。次回送ったら一次で落ちるかもしれないし、ていうかたぶん落ちるだろうし……。
とにかく二次選考を通っている事を祈るばかり……。
そして願わくば、なんでもいいから受賞したい!