上京してから

上京してから見た景色、そして考えたことを綴ります。

【感想】いなくなれ、群青【書評】


f:id:karatatsutan:20170902014022j:image

 

某所から借りたあらすじ

 

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎……。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕

 

 主人公の七草が、ヒロインの真辺由宇と砂浜で出会った所から物語は始まる。

場所は「階段島」とよばれる、どこかの島。

基本的に島からは出られない。

出る為の条件は一つ。

「無くしたものをみつける事」

 

ぼくはまず、タイトルがいいな、と思った。

 

いなくなれ、群青

 

BUMP OF CHICKENの歌の歌詞でありそうな、お洒落かつ、情緒あるタイトルだと思う。物語の持つ儚さに、非常に合っている。

 

内容は青春ミステリ?に近く、ちょっとした謎解きと、高校生のちょっとした?事件がつながって、一つの結末にたどり着く。

 

 一応はミステリではあるものの、細かいロジックは気にしなくていい。

ロジックよりもロマンス。

ロジックなんて、1+1が2だという意味でしかないのだ。

 

今の自分から、なりたい自分へ。

何を捨てて、どう成長したいのか。

そう。捨てるとは。無くす、ではなく。

……無くしたのか、捨てたのか。

あるいは何から、捨てられたのか。

 

 

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)