キャラクター論《随時追加》
漫画とか小説を読んでいて、なんとなく続きが読みたくなるものと、そうでないものがある。
その差ってなんなんだろうなーって、昔から思ってた。絵は凄い上手いのに、何となくページを捲る手が止まってしまう。
それって結局、キャラの差じゃないかって、最近強く思う。
ページを捲って、何を見ているのか。
それは、その世界観において、そのキャラクターがどう動き、何を考えているか。
そこにカタルシスを覚えるし、興奮するし、感動する。
だからキャラクターを魅力的に見せる為に、イベントを挟むし、悩ませるし、苦しめる。
そこからどうするか、それを見たいから。
そしてそれは、現実でも同じだ。
キャラが立つ=認知されて、なおかつそのキャラクターが魅力的に思われている。
俗に言う有名芸能人が、それに当たるのではないだろうか。それが本当の人格かどうかはともかくとして。
それはページの向こうの彼ら彼女らが、例えば週刊誌だとすれば週一回しか活躍しないのと同じだろうから。
週休六日。目に写るものが、全てでしかない。あとは想像。いわゆる間とは、そういう事だ。
どんなストーリーよりも、演出よりも。
キャラが強い奴が、一番強い。
それはフィクションでも、ノンフィクションでも変わらない。
キャラが強いとは、魅力が強いという事だから。それが分かっていれば、いかにしてその魅力をコントロールするかが大事になってくるのだろう。
《関心度の高いキャラが動く
それがキャラの面白さ》
いや、コントロールなんて、出来ないか。
出来たらもっと、もっと違う筈。
人生とか、もっと、色々。