上京してから

本と映画と漫画と人

下から見上げた光景と、角川キャラクター小説大賞落選

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原宿というオシャレタウンと、あまりにも場違いなぼくたち派遣バイト。



金欠で派遣バイトに勤しんだのだが、昼休憩の時に見た景色が独特で面白かった。

文字通り一段下というか、半分地下のような場所から見た景色。


目の前の通りすぎる人たちの視界に入っていないみたいに、意識されることなく。

彼ら彼女らからすれば、ぼくはこの瞬間、居ない人間も同然なんだろうと、そんな事を考えた。

そんな事を考えていた時、いつものように角川キャラクター小説大賞の結果が出ていないかチェックしてみると記事が更新されていた。

震える指で、更新記事を見る。

どんなに目を凝らしても、ぼくの名前はなかった。


なんだろう、この感情。
受験の時、合否発表がされている掲示板に、自分の番号が無かったときみたいな、そんな感じ。


当然その後のバイトが手に付く筈が無く、心を無にして、とりあえず手だけ動かした。


もう少し、もう少し頑張ろう。
頑張った後でなければ見えない世界も、あると思うから。