素人4人は、どうすれば亀田興毅を倒す事が出来たのかを考えてみる
つい先日行われた亀田興毅VS素人四人のAbema放送を見た。
「誰でもエエからかかってこいや」というわりに、色々と体型、格闘技歴などの条件をつけているだとか、番組の煽りが長すぎるだとか、まさかのAbemaのサーバーが落ちてYOUTUBEで結局見ることになっただとか。
まぁ色々あったけれど簡単な感想を言わせてもらえれば、とても面白い番組だったと思う。新しい試みというか、素人とプロというある種交わることのない対極に位置する彼らが交差したからこそ出来上がった化学反応なのだろう。
挑んだのは、以下の四名
- ホスト 神永永遠
- Youtuber ジョー
- 高校教師 松本涼太
- 伝説の喧嘩屋 ユウタ
結果だけ言ってしまえば亀田興毅の全勝(一人だけドローだった。といっても内容的には完勝)で、それ自体は試合をやる前から分かっていたことであった。そのぐらいに、プロと素人の壁は厚い。
ぼくも格闘技を齧っているから分かるのだけれど、素人がプロに勝つというのは、とても難しい。ラッキーパンチは、所詮ラッキーパンチ。ラッキーはそうそう起こらない。
どうすれば、四人の素人が亀田興毅を倒す事が出来たのか
さて、ここでは彼ら四人がどうすれば亀田興毅を打倒すことが出来たのか、リアルに考えてみたい。
まずは勝利条件を考えてみる。
今回のルール、判定負けがない代わりに判定勝ちもない。
よって、TKOもしくはKOしなければならないわけだ。
つまりは、効かせなければならない。
結果絶対に、パンチを頭にヒットさせなければならないわけだ。(素人がボディーに効かせるのは難しい)
よって、パンチを当てるまでのプロセスを工夫する必要がある――。
ただ、当然普通にボクシングをやっては、元世界王者相手にパンチをヒットさせることは出来ない。プロと素人の一番の違いは、そのディフェンス能力の差にある。
だから今回ぼくが提案するのは、ある意味では相手の土俵に乗って戦ってやろうという、そんな作戦だ。
総合格闘技で戦うべし!!!
亀田興毅選手の実弟、亀田大毅選手は、かつて内藤大助選手との試合で、レスリングの経験を伺わせるような、見事なタックルを披露したことがある。
なかなか鋭い低空タックルだった。(ぼくは亀田兄弟のことを嫌いではありません。むしろ好きです。本当に)
このタックルを、意趣返しじゃあないけれど、お見舞いしてやればよかったのだ。当然反則だ。注意も受けるだろう。しかしそんなのは関係ない、なぜならば判定はないからだ。
何度もタックル、投げを繰り返し、厳重注意を受けつつも、3ラウンド続けていく。亀田選手もイライラがつのり、パンチが大振りになっていくだろう。そこがねらい目だ。
亀田選手の、得意の左フックに対し――。
文字通り、必殺のカウンターを的中させる!!!
こんな風に!
って、蹴りかい!!!!!!