上京してから

上京してから見た景色、そして考えたことを綴ります。

女の子とは、どうやっても相成れない。別の生き物なのだなと思った話

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女の子という生き物について。

 

柔らかい、いい匂いがする、かわいい、綺麗、愛しいと思う。

 

先日、以前告白したけれど振られた女の子から、久しぶりにラインがきた。


そのラインメッセージがスマホの画面に表示された時の、ぼくの心臓の高鳴りときたら……。初恋の感情なんてもう覚えていないけれど、こんな高鳴り方だったのかなと、そんなことを想うぐらいには、嬉しかった。

 

『彼氏と別れそうw』


 しばらくラインの上で話、そして電話する。ライン通話なので、通話料はかからない。


それからぼくは聞き役に徹し、ありとあらゆる彼女の愚痴や諸々に対し、『うんうん、そうだね』とひたすらに頷き、肯定した。

大して興味のない話でも、ひたすらに肯定した。

 

それは、正論を言うという事が、彼女とぼくの発展性を進めるということにおいて、正しい選択肢ではないと思ったからだ。

 

仲良くなかったかなーと思えた頃、ぼくは彼女を遊びに誘ってみることにする。


「いいよ♪」


彼女は二つ返事でオッケイしてくれて、ぼくらは晴れてデートをすることとなったのだ、が。期待と同時に、胸に襲来する不安感。この時のぼくはその不安感の正体に、全然全く気づいていなかった。気付いていれば、こんな結末を迎えることもなく、回避することが出来ただろうに。

 

当日。

 

普通にカフェ→ごはんという流れだったのだが、みるみる内に彼女の表情から色が失われていく。フルカラーから、モノクロへ。白黒の世界へ。

 

『体調でも悪いのかな……』

 

ぼくは今思えばそんな的外れなことを彼女に対して思っているのだが、しかし、そんな的外れなぼくを誰が責めることが出来るだろうか。責められるのはぼくだけだ。

 

 

夕食後、「じゃあね」と一言だけ残し、彼女はとてとてとぼくの帰路とは違う方向へと歩いて行ってしまった。


「ちょ、ちょっと待って」

「……なに?」

「付き合わない?」

 

考えうる、史上最悪の告白。

 

ここで言わなければもう会う機会はないのではないかと考えての言葉だったのだけれども、その思考がすでに間違いというか、失敗していたのだと思う。

 

 

「……じゃあね」

 

その場には、ぼくだけが寂しく残されていて、誰もぼくの横には立っていなかった。

冬の寒空、北風が痛い。

そして、とぼとぼと帰宅。


 

 

色々と言いたいことはあったけれど、ぼくはぐっと飲み込んだ。

ぼくの拙い恋愛経験では、これでいっぱいいっぱいだったんだよ。

なぜ、どうしてこんなにも酷い事を人に言えるのだろう。

確かに多少、気の利かないところはあったと思う。


でも、だったら別にそのことを言ってくれればいいじゃないか。


いやしかし、気の利かないぼくが悪いとも思わないわけじゃあない。

昔からちょっと空気を読めないところがあるし、上記のこと以外にも、たぶん色々とやらかしてしまっているのかもしれない。

 悲しい、そして悔しい。

でも、それでも、繰り返すしかない。

場数を踏んで、少しずつでもいいから、変わっていくしかない。


なぜなら、時はもう戻らないのだから。



ぼくはぼくでない存在になりたい。



菅田将暉とか、そんなのに。