上京してから

本/映画/文筆  26歳男性 https://twitter.com/krrtats

ベルギーに日本が負けた次の日、僕はアール座読書館へ足を運んだ

昼頃に目が覚めたぼくは、まず近所の100円ローソンへ。

そこでカレーとライス。冷凍の野菜ミックスを購入して、家で食べた。最近嵌まってる食べ方で、合計300円しかかかってないのに、すごい満足感がある。野菜って大事だなーと、まざまざと感じさせられる。

満腹になったぼくは家を出た。


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パル商店街を進んで途中ペットショップの前を右折した場所にある、アール座読書館。


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階段上がるとこんな感じ。

シックで落ち着いた雰囲気。

 


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三階部分と二階部分に別れていて、三階は雑残オーケーブース。二階は私語禁止となっている。読書専用ブース。

 


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アール座読書館の内装へ


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 窓際の席。しゃれおつ


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注文したアイス・オレ。

480円。暑かったから一気に飲んでしまった。


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二階にはたくさんの書籍がある。古典から絵本まで、よりどりみどり。

 


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熱帯魚の泳ぐ水槽が目の前にある席もある。

その席はひとつだけソファーで、広く座り心地もいい。いわば、当たりの席だ。


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地味な面白ポイントが、このメモ帳だ。

アール座読書館の至るところに置いてあるメモ帳には、来店したお客さんが自由にメッセージを書き込める。

 

なかにはポエムが書いてあったり、誰かへの恋文が書いてあったり、その日の日記、はたまた決意が書いてあったり。これを読むのが地味に面白い。

 

ぼくも地味に書いておいた。めちゃくちゃどうでもいいポエム染みた何かを。

 

 

雰囲気が抜群にいい

 

アール座読書館の雰囲気は控えめにいってもサイコーだ。落ち着いてて、どこか冷えた空気。私語禁止なのに、心が落ち着く。

 

高円寺に住んでる人も住んでない人も、是非行って欲しい。いや、やっぱり行ってほしくはない。常連客にでもなられたら、店が混んでしまう。

 

あそこは極少数の人間だけで堪能すべき、特別な空間だ。しかしそんなすばらしき空間は、だれが何をせずとも勝手に広まってしまうもの。

 

夕方店をでて、伸びをすると固まった筋肉が解れる音がした。

 

今日は久しぶりにジムにでもいって、身体を動かすかと決意する。

 

ちょっと頑張る気力が湧いた。

 

 

煮干し中華そば 麺屋銀星【高円寺】を食べる為に自転車を走らせる

高円寺を南口からでてまっすぐ進むと到着するラーメン屋。

その日はなんとなく煮干し系のつけめんが食べたいな〜なんて思っていたから探してみると、あった。駅前に一件。評判がいいのが。

自転車を走られること五分。



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到着したそのお店は、すぐとなりにラーメン大があって、近くにも天下一品や一蔵もあり、割りと激戦区の中にあった。


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券売機で味玉・特製煮干しつけめんを買う。

 

 


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卓上はこんな感じ。

煮干しパウダーがあるのが、煮干し系って感じでよきかな。

 

店内は広くはないものの、清潔感があってよかった。個人的に、広いラーメン屋より適度に狭いほうが好き。なんでだろ?


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注文して、少ししてきたのがコレ。


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並盛と中盛が選べたので、中盛を選択。

汁からは煮干しのいい匂いがした。

 


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麺どあっぷ。


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汁どあっぷ。

 

食べた感想

 

にぼにぼ感は強すぎないものの、非常に旨い。もっと煮干し感が欲しい人は、煮干しパウダーをもっと追加すれば良いかも。

また行きたいなー。

 

 

……最近、このブログ。高円寺食べある記になりつつあるような。まぁいいんだけどさ。

 

 

 

高円寺で一番美味しい、信濃という名前の蕎麦屋



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高円寺にある蕎麦屋で、一番評価されているのが、信濃という蕎麦屋だ。

JR南口から商店街を進み、途中右に曲がったところにある。


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内装はこんな感じ。

いい意味で昔ながらの蕎麦屋というか、全然気取っている感じもない。

店の人たちもすごく優しくしてくれて、自転車を置く場所を案内してくれたりした。

 

地元の小学生が、入り口の向こうから「おばちゃんバイバイ」と声をかけていたりして、ここは本当に東京か?と思ったり。

 


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メニューはこんな感じ。

ぼくはとろろそばを注文した。

 

少しして運ばれてきたそれは、すごく美味しそうで、事実美味しかった。

そばがおいしいのはもちろん、とろろがいいとろろだった。なんていうか、ちゃんと芋だった。よく食べるとろろって、ちょっと柔らかすぎたりもするのだけれどそんな事もなく、食感味共によし。

 

人気店なのに、お店にいるのは地元の人がメインらしく、だらっとした雰囲気が流れている。これも高円寺という場所の、土地柄なのかもしれない。

 

帰りにアイスを買って食べた。

蕎麦を食べた後は、なぜかアイスが食べたくなる。夏だからか。
 

 

【高円寺】バーン・イサーンでグリーンカレーを食べた


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 休日、急にカレーが食べたくなった。

カレーといっても、欧風のカレーや、インドカレーではない、、、。グリーンカレーが食べたい。強くそう思った。

近所でグリーンカレーを食べれる店を探すと、一つ発見。名前をバーン・イサーンという。高円寺の駅を南口にでて、すぐの場所にある。

行ったのが昼頃だったから、ランチタイムだった。ランチメニューのグリーンカレー。550円。大盛りは600円。やすーい。

でもそんなたくさん食べたい気分ではなかったから、並を注文。

 注文してから、驚くぐらい早く届けられた。ほんと、二分ぐらいで。


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米はタイ米で、パラパラしていた。

グリーンカレーは、少し辛いけど、そこまでではない。味は美味しかった。ていうか550円というコスパ感を考えたら素晴らしい美味しさ。また行きたい。

 

平日の昼間にだらっとスウェットとかジャージで行くぐらいが、ちょうどいい。

 

 

 

 

まい泉のトンカツサンドを食べた感想


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まい泉のトンカツサンド

食べるのは初めてだった。

お金の無いぼくに、友達が買ってきてくれた、ありがたい、、、、。

 

 

たべるとしっとりしていて、味も濃く、カツはふわっとしている。美味しい。間違いなく美味しい。

 

 

なんでもお土産にとてもおすすめらしい。

三つで一つらしいけど、成人男性は三つじゃたりないだろうなー。六つは食べたいところ。それでようやく、腹八分目と行った感じである。

 

 

朝起きてからまずすること【書を捨てよ、町へ出よう】

は、当然洗顔や歯磨きなのだけれど、それ以外に、ぼくには習慣がある。

 

それは、その日の予定、こなす事を、頭の中でイメージする事だ。

 

午前中はこれをやって、午後はこれをして、夜はこれをやる……的な。

 

それをやる事で、めちゃくちゃだった頭の中の地図が、なんとなく整っていくのが分かる。目指すべき方向性、羅針盤が、曖昧に形を成していくというか、そんな感じ。

 

ただ、そこでポイントがあって、イメージはするけれど、イメージをし終わったら、それを忘れて、現実を生きるのだ。

そうでないと、想像に捉われて、実際の行動力が落ちる。

妄想や想像をしたまま、現実実際は、ベッドの中という事もままある。

だから、実際の行動をする時は、現実だけを見つめて、生きなければならない。

 

その塩梅が難しいというか……。ぼくは一番病んでいた二十代前半、この状態が非常に長かった。ずっと頭の中でうじうじと考えて、煮詰めて、掻き混ぜて。

それでも当然、答えは出ない。当然だ。家から出ないと、何も始まらない。

 

書を捨てよ、街へ出よう。

寺山修司氏も、そんな事を言っていた。

 

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)

 

 

 

百冊恋愛の本を読むよりも、一回恋に落ちた方が、ずっと経験値は手に入る気がする。

辛い思いもするだろうし、幸福な気持ちも味わうだろうけれど、別に、それはそれでいいと思う。何より怖いのは、何も知らない事じゃないだろうか。

 

ただ、イメージ出来る事というのは、既に頭の中にある事だから……。

頭の中に無い、未体験の現状に遭遇した時、イメージから抜け出せていないと、反応が悪くなる。だからあくまで、今が大事。イメージしたら、それは捨てる。

 

そう、まさに。書は捨てる。

イメージは知識。書から発露されるもの。

 

 

 

雨の日、青藍という名前のカレー屋へ

 

 

高円寺にある、青藍というカレー屋に行った。

なんでもマツコ・デラックスが番組で絶賛したらしく、ネットで評判を見た感じ、相当に美味しいらしい。一時期カレー屋でアルバイトをしていたぐらい、ぼくはカレーが好きだ。

 

 

この日、東京は雨が降っていた。

なんでも台風が、日本列島の隣を通過しているとかしていないとか。

まぁ引きこもりには、あまり関係の無い話だった。

ぼくはこの日、高円寺に住む友人に声をかけ、その店を訪れた。

雨が降っているというのに、開店前のその店には、既に人が数人ばかり並んでいた。次いで並ぶ事数分、入店。

 

店内は、いかにも個人経営のカレー屋といった風情だった。

清潔感溢れるという感じでもないけれど、ぼくはこのぐらいのほうが好きだ。

卓上には、カレーの説明があった。なんでもスパイスに特色があるらしい。



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少しして、友人の元へ先にカレーが運ばれてきた。


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すぐにぼくの元へもカレーが運ばれてきた。

見た目はこんな感じ。



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 野菜がたっぷり入った、少しスパイシーなカレーだった。

見た目も華やかだけれど、食べて驚いた。

いや、ほんと。驚くぐらい、美味しかったのだ。

ほんと吃驚した。触感といい、味といい、めちゃくちゃ美味かった。

また絶対来たい。個人的には、高円寺NO1カレーの座をあげてもいいかなと思ったり思わなかったり。

 

 

 

雨の日は寝すぎてしまう

雨の日は寝すぎてしまう。

 

気圧のせいか、普段より日の光が弱いせいかは分からないけれど、普段起きる時間よりもずっと遅くに目が覚める。

目が覚めたところで、べつに身体は起き上がらない。起き上がる気もない。そんな元気が湧いてこない。

 

こういう時、うちの天井が雨漏りしていたらなと思ってしまう。昔のコントみたいに、降り注ぐ雨が顔面に直撃するようなことがあれば、これ以上なく自然に、目が覚めるに違いない。

 

ただ同時に不快でもあるだろうけど。

自然は常に一長一短。人にとってメリットがあるだけではない。ただそこにあるだけ。適応しなければならないのは人間のほうだ。

 

だからいつも、ぼくは思う。

人は無理をしてはいけないのだ。

頑張るのと、無理をするのは違うら、

頑張るのは、自分の出来ることをひたすらにやること。無理をするのは、これ以上は曲がらない角度に、間接を伸ばすこと。関節技と、柔軟体操ぐらい違う。そこを混同してはいけない。

 

無理をするのではなく、それをそういうモノとして受け入れて、それを前提に行動、思考する。だから大事なのは、記憶より記録。あくまで客観的な観測なのだろう。

 

まぁ、とどのつまり。

二度寝をすることに対しての、言い訳でしかない。

 

おやすみなさいー

【ドラゴンボール】孫悟空の魅力を語ろう


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今更ながらドラゴンボールに嵌まっている。

原作も読み返したのだけれど、改めて悟空の魅力がやばい。いや、あれだけの人気漫画なのだから当たり前なのだけれど。

 
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悟空のなにがいいって、強くなること以外には興味が無いことだ。

ぼくの考えるいい主人公、ヒーローの持つべき条件、資質には、欠損がある。

欠損があるーーだなんて、なんとなく矛盾しているような文章だけれど、そうではない。

 

あまりにも悟空は強くなりたすぎて、だからこそ、他の事はどうでもいい。

作中、本気でキレたのは、たった二回だけ。

 


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クリリンが殺された時だけだ。

 

 


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(タンバリン)

 

タンバリンと、フリーザにそれぞれクリリンは殺されている。その度に悟空は激怒して、タンバリンに対してはらしくもない「ぶっ殺してやる!」という言葉を吐き、フリーザに対してはスーパーサイヤ人になることで、打ち倒してみせた。

 


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そう、厳密にいうならば、悟空は自分が強くなることと、クリリンのこと以外は、どうでもいいのだ。

 クリリンは少年期から、ずっと一緒にトレーニングをしてきて、ほかのメンバーとは違う感情を抱いている感じがする。たぶん息子のことより、クリリンのほうが好きに違いない。


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それはセルゲームのワンシーンにも現れている。

悟空はダメージを負ったセルに対し、あろうことかフェアじゃないとかなんとか言って、仙豆を投げ渡すのだ。(仙豆とは、どれだけダメージをおってても回復する、魔法のような豆のことだ。一粒たべればお腹いっぱい)

 

いや、、、。地球の危機に対して、悠長すぎるだろう。悟飯が倒せると自覚していたのだろうけれど、それでも確証なんかない。博打にもほどがある。セルに対して、Z戦士みんなで一斉にかかれば、わりと倒せる相手だと思うのだ。悟空一人でいい勝負が出来たんだし。それなのに、、、。強くなりたい、試したいという気持ちが強すぎて、悟空はもはや、常人の神経じゃない。まともじゃないのだ、どう考えても。

 

 

 

だからこそぼくは思う。やっぱり孫悟空は、最高のキャラクターだと。

それほどまでに強さを求める、、、。

少年漫画の王道ではあるものの、やっぱり少し変わったキャラだと思う。タイプでいえば、HUNTER×HUNTERのゴンに近いのかな。

善悪より、好き嫌い。

また戦いたいから、トドメはささない。

 


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結果勝手にーー地球は救われる。

地球を救ってやろうだなんて、ほんとは全然思ってないんじゃないだろうか?

だからいい。恩着せがましくない。あくまで強いやつと戦うという目的の副産物として、地球の平和がついてくる。

 

そのぐらいがいいのだと思う。

というより、好きだ。

 

 

 

 

歩道橋の上でガリガリ君のチョコミント味を食べた時、人は何を思うのか


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予定のない日の夜。あてもなく街をブラつく。ほんとうはやらなければいけないこともいっぱいあるのだけれど、億劫でなんとなく手につかない。そういう時、人は視野が狭くなっているのかなと思う。やりたいことはないけれど、やらなくてはいけないことはある。悲しき現代人。窮屈なのだ、なんとなく。雲の上の誰かから、ああしろこうしろと、常に指示を出されているような感じ。たまには反発したくなる。目的もなく徘徊したくなることだってある。あえて退屈に揺られて、羅針盤の壊れた遭難者のように、目的地も、未来も見えないまま、フラつきたい夜だってある。



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そんな時に見つけたのがこれ。

ガリガリ君リッチ・チョコミント味。

 


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カロリーは130キロ。

ライス100グラム分ぐらいかな。

 

まるで夏のような暑さから逃げるために入ったコンビニで、運命的な出会いだった。

 


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歩道橋の上で、環七を走る車を見ながら食べる。うん、美味しい。チョコミント味ってあたりはずれが大きくて、はずれるとまるで歯みがき粉そのものを食べているような感覚にさせられたりもするのだけれど、これはそんなことなかった。

 

食べていると、少しだけ風が涼しくなったような気がする。気持ちも少しだけ楽になった。色々やらなければいけないこともあるけれど、今はただ、ガリガリ君が美味しければいい。そんな風に思った。