上京してから

本/映画/文筆  26歳男性 https://twitter.com/krrtats

【汁無し】もみじ屋【明大前】

 


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明大前から徒歩五分ほどの場所にある、もみじ屋。

 

二郎インスパイアであり、藤丸系のお店だ。

某すする系ユーチューバーの動画でこのお店を知って、食べたいなと思うようになった。本日は友達と二人での来店。

 


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来店すると、こんな感じ。

すでに行列ができていた。

並んでいるのは大体大学生なのかな。若かった。明大生だろうか。

 


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この日は豚系のラーメンが売り切れだったので、ぼくは普通のラーメン(800円)と生卵(50円)を。友達はミニラーメン(700円)を注文。

 

札を渡すときに「汁無しで!」と注文する。

そう。ここのお店、裏メニュー的なあれで、汁無しラーメンが注文出来るのだ。どうやらそれが有名らしく、それを食べにきたといっても過言ではない。


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生卵を溶いて待つ。

これ味を変えるのに使う。

 


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しばらく待っていると着丼した。

野菜は柔らかく、味がいい感じに染み込んでいる。チャーシューがすごく美味しかった。めちゃくちゃ柔らかくて、肉が旨かった。チャーシューを追加注文出来なかったのが、悔やまれるほど。

 

そして麺がめちゃうまい。

小麦の香りと、太めでコシのある麺が最高だった。

 


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別皿あぶら。

しょっぱいから飽きてくるから、そしたらここに麺をぶっこんで、味を変える。

 


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生卵に麺を入れて、味変。

一味を振りかけて、ピリ辛にして楽しむ。

さすがに終盤は満腹感が凄かったけど、幸福感満足感か凄かった。

二郎系ラーメンより満足感を得られる食べ物って、ほとんど無い気がする。

 

 

こうして最後まで飽きることなく楽しむ事ができた。また食べたいなと思う。なんだかんだはじめての二郎系だったから、今日を切っ掛けに、色んな店に行きたい。

 

そしてどうして、ぼくの撮った写真はすべて横配置になってしまうんだ?

【高円寺 銭湯】小杉湯【至福のひととき湯】


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10月10日は銭湯の日らしく、近所にある小杉湯で、ある種のパーティーのような催しが開かれていた。

 
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至福のひととき湯

 

なんと入場料、タオル貸与共に無料で、風呂上がりにはバリスタが淹れた特製コーヒー牛乳のサービスまで。

 

開店時間が午後3時30分だったのだけれど、すでに入口付近はこの行列である

 


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ぼくもとりあえず並んで、入場

 

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入るとすぐに、タオルの貸与が行われて、男風呂へと一直線。

 

さすがに内部を撮影するわけにはいかなかったが、こんな感じである。

 


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数種類の湯が用意されていて、その日はラベンダー湯、果物湯と、ミルク風呂があった。あと水風呂諸々当然ある。

 

個人的ヒットはミルク風呂かなー。

お肌が綺麗になる感じがした。

 

お風呂からでると特製コーヒー牛乳がまっている。

 


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めちゃうまかった。さすがバリスタ特製。

 


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中は混雑していて、長居が出来る感じでもない。それもそのはず外ではまだ行列が出来ていたのだ。

 


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こんな漫画もあった。今度読もう。

 

帰りに写真を撮り忘れたが、新しく出来ていた立ち食い焼き鳥屋を楽しんで、その後富士そばへ。

 


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もりそばをたべた。

(300円)

 

ぼくがこの記事を通して言いたいこと。

それとはつまり、最高の休日とはこういうものなのだという、そんな青年の主張である。

 

【原作】ナラタージュ【感想】

 
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あらすじ

 

 

bookmakerより引用

壊れるまでに張りつめた気持ち。そらすこともできない――二十歳の恋

大学二年の春、片思いし続けていた葉山先生から電話がかかってくる。泉はときめくと同時に、卒業前に打ち明けられた先生の過去の秘密を思い出す。今、最も注目を集めている野間文芸新人賞作家・初の書き下ろし長編

 

 

 島本理生さんの作品を読むのはこの本が初めてで、映画化されてるからなんとなく手に取ったぐらいの感覚だった。

 

たぶん、女の人が恋愛に対して普段考えていることって、こういう事なんだろうなと考えさせられる。

 

泉は葉山先生が好きなのだけど、二人の関係は教師と生徒。しかも葉山にはある秘密が会って、、、というストーリー。

 

たぶん二人は出会ったタイミングが悪かったのだろう。悪かったからこそ惹かれあったともいえる。そのタイミングでなければ、ただすれ違うだけの他人でしかなかったかもしれないのだから。

 

一人一人のキャラクターにリアリティがあって、ちょっとした行動であったり、考えていることに、いちいち心を締め付けられる。

 

 ネタバレになってしまうけど、小野くんとあう男の子がでてくる。大学生で、いいやつで、泉に好意をもっている。

 

一緒にいてくれるだけでいい、幸せだから。

と、彼は言った。

 

そんな小野くんに対して泉が言った言葉。そんなこと言われたら反則だよって、ぼくは思った。たぶんそれは、恋愛ではなく、愛なのだろう。

 

たぶん人によって、この本対する感想は変わってくる。感想というか、受け取り方。女性なら泉に感情移入するだろうし、男性なら葉山か小野くんか。

 

甘いだけでは終わらない。

現実の中にある、確かな理想。

理想の全ては叶わない。

この本は、そういう小説ではないからだ。

 

でもラストシーンを読んで、思った。

たぶん本当に叶えたい、叶ってほしかった泉の願いは、叶っていたのだろうと。

 

 

 

【感想】大つけ麺博に行ってきた【第一陣】


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新宿の大久保公園で開催された、大つけめん博に行ってきた。

第一陣の最終日。

平日の昼間だというのに、わりと人は多く、第一本命だった活龍のうにつけめんは食べることが出来なかった。

 

代わりに選択したのがこれ。

 

 

福たけ(千葉)


オマール海老とカラスミとアンコウのどぶ汁濃厚つけ麺

 
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海老のエキスが効いていて美味しかった。

 

二杯目はこれ。

 

 
六厘舎 (大崎) 


つけめん

 


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煮たまごも美味しかった。


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 トロトロ。

ぶっちゃけこういうのが一番美味しい。

 

総評

 

一杯500円と非常にリーズナブルながら、色々な種類の麺を食べられるのはお得感あり。量はお店で食べる70%ぐらいかな。ただ惜しむらくは、うにつけめんが食べられなかった事。次の機会があれば、絶対に食べたい。

時間はともかくとして、平日に行くのがおすすめ。平日でまぁまぁ混んでいたのだから、休日がどうなのか、想像に難くない。

 

男性なら一人二、三杯は食べられるだろうか、何人かで行って食べ比べをするなどすると楽しいかもしれない。というかそれが正しい楽しみ方な気がする。

 

 

 

 

【原作】サクラダリセット 【感想】


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 アニメ化もされた。

 

 


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面白かった。

 

ただこの一言に尽きる。

 

wikiより引用

能力者の存在する街・咲良田に住む浅井ケイは見聞きしたことを完全に思い出す「記憶保持」の能力を、春埼美空は世界を最大3日分擬似的に巻き戻す「リセット」の能力を持っている。ケイ達は、能力者を管理する公的な機関・管理局の「奉仕クラブ」に属し、依頼されて能力を使いながらも安全を保障されている平穏な日々を送っていた。そんなある日、「マクガフィン」を巡る事件の発端となる依頼が舞い込んでくる。

 

いわゆる典型的なライトノベルではないし、分かりやすい萌え要素も少ない。

 

文章はすごく綺麗だし、分かりやすく書かれていた。タイムリープを繰り返す、青春SF物なのだけれど、どこかSteins;Gateを思い出させる。

 

調べてみると、全七巻。

まだ一巻しか読んでいないし、全貌は全然見えてこないけれど、一巻完結時点で伏線はたっぷりと残っていた。噂によれば、全ての伏線を、これ以上ないほど綺麗に回収してくれるらしい。

 

端的に表現すると、この作品はぼくの好みだ。青春、SF、ミステリ要素。全てが詰まっている。

 

超能力とか聞くと、サイコキックなバトル展開を思い浮かべる人も多いだろうが、たぶんちょっと想像とは違う。

 

パズルが綺麗に嵌まったときのような、全てが纏まる事による快感。なんて事のないワンシーンが、何より重要だったりする。

 

主人公もかっこいいし、ヒロインは可愛いし、そしてキャラを越えるプロットの巧みさ。

 

なんていうか、羨ましくなったよ。

怖がらなくていい失敗と、怖がるべき失敗


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成功者たちはよく

行動しろ!失敗を恐れるな!

と言うけれど、恐れるよ。そりゃ。

 

ぼくが思うに、失敗には二種類ある。

  1.  取り返しのつく失敗
  2. 取り返しのつかない失敗

 

取り返しのつく失敗というのは、例えばテストで悪い点数をとってしまった小学生、とか。

 

母親から怒られてしまうかもしれないけれど、全然なんでもない、許される失敗だ。失敗ですらないか、なんせ未来がある。

 

取り返しのつかない失敗っていうのは、、、例えば恋愛。告白のタイミングとか、ちょっと口を滑らしたとか。もう学生時代のような恋愛は出来ないとか。

 

 

いや、失恋ぐらい!と言う人もいるだろう。

また違う人を好きになればと思うかもしれない。しかしそれは取り返しがつくつかないとは別問題だ。その人に似てる人と恋人にはなれるかもしれないが、その人とはもうなれない。取り返しのつかない失敗とは、そういうものだ。

 

だから怖がるのは当たり前。

なぜなら本当に、欲しいから。惜しいから。

 

時間の経過、失敗した過去の時間がーー惜しいから。

 

ただ、もちろん行動しなければ、それでも後悔するだろうから。

 

どっちの後悔のほうが大きいか。

大きくなるであろう方を、敢えて選ぶ。

 

頑張って、勇気をだして。

 

それで失敗して、後悔をする。

 

その繰り返しだ、所詮人生は

 

 

 

 

 

 

【UFC JAPAN】五味隆典 敗北 【ラストマッチ】


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本日埼玉スーパーアリーナで行われた、UFCJAPANにて、PRIDE ライト級王者の五味隆典選手が、UFCラストマッチを行った。(あくまでUFCラストマッチ。引退ではない)

 

 以下東スポより引用

<UFC:日本大会>◇23日◇さいたまスーパーアリーナ

 日本総合格闘技界のレジェンド、五味隆典(39)が、キム・ドンヒョン(韓国)にTKO負けし、UFC最後の試合を勝利で飾ることができなかった。

 五味は、試合開始から相手の出方をうかがうも、右ストレートを浴びダウン。パウンドからパンチの連打を浴びて、レフェリーに試合を止められた。1回1分30秒のTKO負けで、何もできずに終わり、場内は静まりかえった。勝ったキムは「五味選手は高校時代からあこがれの選手、ヒーローでした。彼はストライカーなので、彼のボクシングレンジに入らないよう、距離を取り、自分から攻めることを考えた。チームメートに感謝したい」と喜びいっぱいに話していた。

 

五味はここ5試合程、全て1ラウンド負けだ。その現状から、人は何を汲み取り、読みとくか。

 

劣化?

そりゃあしてるに違いない。

練習不足?

あるかもしれない。

燃え尽き症候群

五味がPRIDEGPで優勝した後、戦績が振るわなくなって、よく言われていた事だ。

 

しかし、ぼくが思う一番の敗戦続きの理由。それはダメージの蓄積だ。

 

明らかに五味は打たれ弱くなった

 

五味隆典とういう選手の特色として、以下のようなものがあった。

 

  1. パンチが重い
  2. ボクシングテクニックがある
  3. レスリングは強いが寝技が苦手
  4. 華がある
  5. 打たれ強いがガードが低い

依然としてパンチは上手いし、一発も重い。

華があるのも変わってないし、寝技は相変わらず苦手なまま。

 

スタンドのオフェンスに全てのパラメータを振り切ったかのような、圧倒的爆発力。しかし、だからだろうか。五味のガードは低いのだ。

 

昔はそれでも、常人ならざる打たれ強さを武器にどんどんと前へ出て、不公平だと相手に言わせんばかりに、正面から叩き潰してきた。

 

しかし、ダメージの蓄積により、その打たれ強さが失われた五味の顔面は、相手にとって都合の良いただの的でしかない。

 

昔のように、一発もらって耐えて殴り返すという芸当も、今は出来ない。そう簡単に一度染み付いたクセ、ガードの低さは直らない。

 

五味隆典は、当たり前だがもう昔の五味隆典ではないのだ。

 

でも、ぼくにとって、本当の意味でヒーローだったし、スターだったから。 

生まれて初めて本気でかっこいいと思った男だったから。

彼の最後がどんなものになろうとも、絶対に見届ける。

 

例えどんなに残酷でも、逸らさず、逃げず、呆れず、落胆することなく。過去の思い出に、逃げることなく。

 

五味隆典を。