上京してから

本/映画/文筆  26歳男性 https://twitter.com/krrtats

怖がらなくていい失敗と、怖がるべき失敗


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成功者たちはよく

行動しろ!失敗を恐れるな!

と言うけれど、恐れるよ。そりゃ。

 

ぼくが思うに、失敗には二種類ある。

  1.  取り返しのつく失敗
  2. 取り返しのつかない失敗

 

取り返しのつく失敗というのは、例えばテストで悪い点数をとってしまった小学生、とか。

 

母親から怒られてしまうかもしれないけれど、全然なんでもない、許される失敗だ。失敗ですらないか、なんせ未来がある。

 

取り返しのつかない失敗っていうのは、、、例えば恋愛。告白のタイミングとか、ちょっと口を滑らしたとか。もう学生時代のような恋愛は出来ないとか。

 

 

いや、失恋ぐらい!と言う人もいるだろう。

また違う人を好きになればと思うかもしれない。しかしそれは取り返しがつくつかないとは別問題だ。その人に似てる人と恋人にはなれるかもしれないが、その人とはもうなれない。取り返しのつかない失敗とは、そういうものだ。

 

だから怖がるのは当たり前。

なぜなら本当に、欲しいから。惜しいから。

 

時間の経過、失敗した過去の時間がーー惜しいから。

 

ただ、もちろん行動しなければ、それでも後悔するだろうから。

 

どっちの後悔のほうが大きいか。

大きくなるであろう方を、敢えて選ぶ。

 

頑張って、勇気をだして。

 

それで失敗して、後悔をする。

 

その繰り返しだ、所詮人生は

 

 

 

 

 

 

【UFC JAPAN】五味隆典 敗北 【ラストマッチ】


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本日埼玉スーパーアリーナで行われた、UFCJAPANにて、PRIDE ライト級王者の五味隆典選手が、UFCラストマッチを行った。(あくまでUFCラストマッチ。引退ではない)

 

 以下東スポより引用

<UFC:日本大会>◇23日◇さいたまスーパーアリーナ

 日本総合格闘技界のレジェンド、五味隆典(39)が、キム・ドンヒョン(韓国)にTKO負けし、UFC最後の試合を勝利で飾ることができなかった。

 五味は、試合開始から相手の出方をうかがうも、右ストレートを浴びダウン。パウンドからパンチの連打を浴びて、レフェリーに試合を止められた。1回1分30秒のTKO負けで、何もできずに終わり、場内は静まりかえった。勝ったキムは「五味選手は高校時代からあこがれの選手、ヒーローでした。彼はストライカーなので、彼のボクシングレンジに入らないよう、距離を取り、自分から攻めることを考えた。チームメートに感謝したい」と喜びいっぱいに話していた。

 

五味はここ5試合程、全て1ラウンド負けだ。その現状から、人は何を汲み取り、読みとくか。

 

劣化?

そりゃあしてるに違いない。

練習不足?

あるかもしれない。

燃え尽き症候群

五味がPRIDEGPで優勝した後、戦績が振るわなくなって、よく言われていた事だ。

 

しかし、ぼくが思う一番の敗戦続きの理由。それはダメージの蓄積だ。

 

明らかに五味は打たれ弱くなった

 

五味隆典とういう選手の特色として、以下のようなものがあった。

 

  1. パンチが重い
  2. ボクシングテクニックがある
  3. レスリングは強いが寝技が苦手
  4. 華がある
  5. 打たれ強いがガードが低い

依然としてパンチは上手いし、一発も重い。

華があるのも変わってないし、寝技は相変わらず苦手なまま。

 

スタンドのオフェンスに全てのパラメータを振り切ったかのような、圧倒的爆発力。しかし、だからだろうか。五味のガードは低いのだ。

 

昔はそれでも、常人ならざる打たれ強さを武器にどんどんと前へ出て、不公平だと相手に言わせんばかりに、正面から叩き潰してきた。

 

しかし、ダメージの蓄積により、その打たれ強さが失われた五味の顔面は、相手にとって都合の良いただの的でしかない。

 

昔のように、一発もらって耐えて殴り返すという芸当も、今は出来ない。そう簡単に一度染み付いたクセ、ガードの低さは直らない。

 

五味隆典は、当たり前だがもう昔の五味隆典ではないのだ。

 

でも、ぼくにとって、本当の意味でヒーローだったし、スターだったから。 

生まれて初めて本気でかっこいいと思った男だったから。

彼の最後がどんなものになろうとも、絶対に見届ける。

 

例えどんなに残酷でも、逸らさず、逃げず、呆れず、落胆することなく。過去の思い出に、逃げることなく。

 

五味隆典を。

 

 

 

面接結果


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なんか通ってたわ^^

 

残る関門はあと2つ。

 

筆記と第2面接なのだが、、、。

ここにきて、本当にぼくはその会社に入りたいのか?というそんな疑問が頭をよぎる。

 

これが俗に言う、マタニティブルーというやつなのだろうか。

【就活活動】【一次面接】【失敗☆】

 
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自己紹介でめちゃくちゃ失敗した。

自分でも何を言っているのか分からない。

もうよく分からなくなってしまい、途中で切り上げた。

「……え、もう終わり?」

そんな言葉もかけられたけど

「はい!」

と満面の笑みで返事してやったよ。

 

久しく初対面の人間と話してなかったせいか、口が上手く回らなかった。昔はここまで口下手じゃなかったんだけど。

 

面接官の人はとても好い人だった。

グズはぼくだ。

 

……もう、誰か養ってください。

 

希望

永作博美似のキャリアウーマン

【感想】いなくなれ、群青【書評】


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某所から借りたあらすじ

 

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎……。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕

 

 主人公の七草が、ヒロインの真辺由宇と砂浜で出会った所から物語は始まる。

場所は「階段島」とよばれる、どこかの島。

基本的に島からは出られない。

出る為の条件は一つ。

「無くしたものをみつける事」

 

ぼくはまず、タイトルがいいな、と思った。

 

いなくなれ、群青

 

BUMP OF CHICKENの歌の歌詞でありそうな、お洒落かつ、情緒あるタイトルだと思う。物語の持つ儚さに、非常に合っている。

 

内容は青春ミステリ?に近く、ちょっとした謎解きと、高校生のちょっとした?事件がつながって、一つの結末にたどり着く。

 

 一応はミステリではあるものの、細かいロジックは気にしなくていい。

ロジックよりもロマンス。

ロジックなんて、1+1が2だという意味でしかないのだ。

 

今の自分から、なりたい自分へ。

何を捨てて、どう成長したいのか。

そう。捨てるとは。無くす、ではなく。

……無くしたのか、捨てたのか。

あるいは何から、捨てられたのか。

 

 

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

 

 

【秋葉原】かんだ食堂のカツカレー

(※以下記事は体を左に90°傾けつつご覧下さい)

 

JR秋葉原 電気街口から歩いて五分。

ここら辺じゃあ有名だという定食屋に訪れた。


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 外観はこんな感じ。

風情もしくは趣がある。

 


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メニュー。

まぁまぁ安い。

そしてメニューの多さには、なかなか目を見張るものがある。

 


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店内に入るとテンションの高いおばちゃん店員から「いらっしゃいませ」と声をかけられる。中々の混み具合。時刻は午後二時三十分頃。お昼時を少し外していたにも関わらず、お客は少なくなかった。

メニューをみて、決めていた品名言う。

数分と待たず、それは運ばれてきた。

 


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カツカレー。

食べた感想は、昔ながらの落ち着く味とでもいった所か。なかなかボリュームもあったけれど、王道すぎて何かが足りない気もした。

それはたぶん辛さとか、トッピングとか。

今時のゆとり世代ど真ん中のぼくにとっては、このカレーはあまりに正直すぎる。

 

七七〇円だったのだけれど、同じ値段を出すなら【すた丼】とか、そっちのほうがいいかもしれない。

 

そう、ぼくのレビュー。誉めるばかりではないのだ。時には伝統を踏みにじる。食べログの点数には騙されない。

夏の終わり

 
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ここ数日、これまであった夏の暑さはない。

 

感じるのは秋の入り。

涼しい夜風に、鈴虫が鳴く声。

 

いままでよりも長袖を着る機会が増えて、長ズボンを履く機会が増えるのだろう。

コンビニではアイスよりも、肉まんを買うようになる。

 

 

 

夏の終わりは、なんだかせつない。

25回目の筈なのに、慣れるなんて事は全然無い。きっと死ぬまで、せつないのだ。