上京してから

本/映画/文筆  26歳男性 https://twitter.com/krrtats

【就活活動】【一次面接】【失敗☆】

 
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自己紹介でめちゃくちゃ失敗した。

自分でも何を言っているのか分からない。

もうよく分からなくなってしまい、途中で切り上げた。

「……え、もう終わり?」

そんな言葉もかけられたけど

「はい!」

と満面の笑みで返事してやったよ。

 

久しく初対面の人間と話してなかったせいか、口が上手く回らなかった。昔はここまで口下手じゃなかったんだけど。

 

面接官の人はとても好い人だった。

グズはぼくだ。

 

……もう、誰か養ってください。

 

希望

永作博美似のキャリアウーマン

【感想】いなくなれ、群青【書評】


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某所から借りたあらすじ

 

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎……。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕

 

 主人公の七草が、ヒロインの真辺由宇と砂浜で出会った所から物語は始まる。

場所は「階段島」とよばれる、どこかの島。

基本的に島からは出られない。

出る為の条件は一つ。

「無くしたものをみつける事」

 

ぼくはまず、タイトルがいいな、と思った。

 

いなくなれ、群青

 

BUMP OF CHICKENの歌の歌詞でありそうな、お洒落かつ、情緒あるタイトルだと思う。物語の持つ儚さに、非常に合っている。

 

内容は青春ミステリ?に近く、ちょっとした謎解きと、高校生のちょっとした?事件がつながって、一つの結末にたどり着く。

 

 一応はミステリではあるものの、細かいロジックは気にしなくていい。

ロジックよりもロマンス。

ロジックなんて、1+1が2だという意味でしかないのだ。

 

今の自分から、なりたい自分へ。

何を捨てて、どう成長したいのか。

そう。捨てるとは。無くす、ではなく。

……無くしたのか、捨てたのか。

あるいは何から、捨てられたのか。

 

 

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

 

 

【秋葉原】かんだ食堂のカツカレー

(※以下記事は体を左に90°傾けつつご覧下さい)

 

JR秋葉原 電気街口から歩いて五分。

ここら辺じゃあ有名だという定食屋に訪れた。


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 外観はこんな感じ。

風情もしくは趣がある。

 


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メニュー。

まぁまぁ安い。

そしてメニューの多さには、なかなか目を見張るものがある。

 


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店内に入るとテンションの高いおばちゃん店員から「いらっしゃいませ」と声をかけられる。中々の混み具合。時刻は午後二時三十分頃。お昼時を少し外していたにも関わらず、お客は少なくなかった。

メニューをみて、決めていた品名言う。

数分と待たず、それは運ばれてきた。

 


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カツカレー。

食べた感想は、昔ながらの落ち着く味とでもいった所か。なかなかボリュームもあったけれど、王道すぎて何かが足りない気もした。

それはたぶん辛さとか、トッピングとか。

今時のゆとり世代ど真ん中のぼくにとっては、このカレーはあまりに正直すぎる。

 

七七〇円だったのだけれど、同じ値段を出すなら【すた丼】とか、そっちのほうがいいかもしれない。

 

そう、ぼくのレビュー。誉めるばかりではないのだ。時には伝統を踏みにじる。食べログの点数には騙されない。

夏の終わり

 
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ここ数日、これまであった夏の暑さはない。

 

感じるのは秋の入り。

涼しい夜風に、鈴虫が鳴く声。

 

いままでよりも長袖を着る機会が増えて、長ズボンを履く機会が増えるのだろう。

コンビニではアイスよりも、肉まんを買うようになる。

 

 

 

夏の終わりは、なんだかせつない。

25回目の筈なのに、慣れるなんて事は全然無い。きっと死ぬまで、せつないのだ。

アムウェイに勧誘されて、思った事【MLM】

 

 

 

ドラマ池袋ウエストゲートパークの主人公、マコト。

劇中でマコトの母親がハマっていたのが、他ならぬマルチと呼ばれるネットワークビジネス、ねずみ溝。

まぁ、説明せずとも理解してもらえるでしょう。自分が紹介して、商品を買ってくれれば買ってくれた代金のうちの何%かを、自分に紹介してくれた人に献上するという、そんなシステム。

 

ぼくも勧誘された事があって、場所はたしか渋谷のカフェだった。

Facebookを通じて美女から連絡が来たかと思えば、、、男って、ほんとばか。

ぼくより二歳年上の当時二十五歳の美女。

会っていきなり聞かれたのを覚えている。

 

「○○くんって、夢はあるの?」

 

初対面の相手に聞くような質問でないのは普段空気の読めないぼくでも理解できた。

 

「夢……どうだろう」

 

「夢はもったほうがいいよ!私の夢はね、アメリカにでっかい図書館を作ること!」

 

なんとも大層な夢だ。

ぼくは思わず「すごいね」と声を漏らした。

 

「じゃあいままで海外とかには結構行ったりしたの?」

 

当然の質問。

 

「んーん。まだ行ったことないんだ、海外」

 

なんでもなさげに彼女はいった。

 

「えっ……。でも、アメリカに図書館は作りたいんだよね」

 

「うん!」

 

あまりに彼女が堂々としてるので、ぼくはなんとなしに彼女の話を聞いていた。

その合計時間、おおよそ45分。 

超要約すれば、不労所得を得よう!

という、そんな話を彼女はぼくに、したのだった。

そのあとぼくらは別れた、駅まで送ろうかと言ったら、断られてしまった。

 

別れた後、執拗に何らかのパーティーへの勧誘の連絡が来るのでラインはブロックさせてもらった。

 

……まぁべつに、マルチをやるやらないは個人の自由だから、人に強制さえしなければ、ああだこうだと文句をつける理由もない。

 

ただ。

話を聞いていて思ったのは不労所得を得る事を、夢を叶えると表現するのは、ちょっと違うのではないかという、そんな事だった。

 

汗水流して働いて、お金を貰う。

こんなにすばらしい事が、この世にあるだろうか。当たり前の話だ、ギブアンドテイク。ギブをするから、テイクがある。

働く男の汗って、やっぱカッコいいじゃん。

それをぼくは、否定したくない。

 

まぁ、不労を得るための労働をしようという話なのだろうけど、まぁ、なんだろう。哲学とかポリシーの違いなのだろうと思った。

 

ぼくと彼女は、意見が合わなかった。

 

 

 

大阪一オススメのたこ焼き!【甲賀流】


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甲賀流のたこ焼き。

 

カリカリふわふわというよりも全体的にふんふわしていて、美味しかった。

 

聞けばこのお店、大阪で一番美味しいたこ焼きと言われているそうな。

 

ふむ、たこ焼き屋でバイト歴のあるぼくの舌を唸らせる、中々に美味なたこ焼きであった。

大学を留年した苦しみには、じき慣れる

 
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大学を過去、数度留年した。

 

しかもぼくには浪人経験もあるので、同年代の人間と比べて色々と遅れているのは自覚している。

働き始める年齢とか。つまりはそういうもの。

 

ぼくのブログを読んでくれている数少ない読者さんの中には、過去留年経験のある人、もしくはこれから留年する人もいるかもしれない。

 

安心してくれ。

留年にはじき慣れる。

 

留年にはじき慣れる

 

留年が決まった直後、もしくは留年するかもという、そんな気配が感じられる進級数ヶ月前、自然と「死にたい、、、」と口に漏らすようになっていた。(この経験以来、死にたいはぼくの口癖だ)

 

留年の旨を親に伝えて、同級生は卒業していく、、。その時は確かに死にたいし、親からは卑下の目で見られた。

しかし、4月。

単位数の問題で、あまり学校に行く必要の無い一年間。つまり好きなことが出来るわけだ。

そういう考えに至った時、ぼくは「もしかしたら留年は幸福な事なのかもしれない」とそんな風に思うようになっていた。

 

留年は幸福なこと

 

どうせ人はいつか死ぬのだ。

若い頃の数年ぐらい、どってことはない。

むしろ数年好きなことが出来るぶん、得をしたいると、そんな風にも考えられる。

留年して得られるもの、それは時間だ。

時間がある、何をしてもいい。

バイトをしても、小説を書いても、格闘技を始めても、寝ても、ゲームをしても、インターンに行っても、恋をしても。それこそーー、無駄しても、いいのだ。

 

おばあちゃんが死んだときも、時間の経過で悲しみは薄れていった。

慣れとはつまり、そういうもの。

やっちまった後に、どう生きるか。

若い頃は、そう長くない。

 

余談だが、石田衣良氏も村上春樹氏も大学を留年している。

……いや、何の慰めにもならないだろうけど。

とにかく、生きることを頑張ろう。

 

 

 

文章・小説が持つ再現性の高さについて

 


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ドラえもんを、AくんとBくんに描いて貰うとする。

 

二人とも使うのはHBの鉛筆。

描かれるのは同一のキャラクター。

ふたりの前には、ドラえもんのモデルを置いておく。例えば原作43刊の表紙とか。

 

でも、描かれたドラえもんは、絶対に少し違ってくる。目の大きさとか、身体の大きさ、他にも色々と。

絵で、まったく同じものを書いたとしても、そこで再現性は発揮されない。絵とはつまり、そういうものだ。

 

しかし、文章は違う。

東野圭吾氏の小説を読みつつ、全く同じように模写する事は簡単だ。それが乙一氏でも、西尾維新氏でも、吉本ばなな氏でも、変わらない。

 

あ、と打てば、あと書ける。

純度100%の再現性。

 

つまり。

なにが言いたいかというと、ぼくは作家になれると思う。

書くべきは、どこまでいこうと、ただの文字なのだから。同じ人間、そこまで圧倒的な差があるとは思わない。

それが売れるかどうかはともかくとして、抽象化したそれぞれの作品の良い所をちゃんと理解して、自分の作品に生かす事が出来ればーー。物は出来上がる筈だ。

 

そう、問題は評価してもらえるか。

読み手に、人に、友達以外の第三者に。

自分が良ければそれでいいだなんて、そんな風にはぼくは思わない。

アイドルは恋人を作るな!


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ダメだろ。

というのがぼくの答え。

そう考える理由を語っていこう

 

アイドルというイメージを保ち、夢を与える事=愛される事が、アイドル(偶像)の仕事である

 

女優の仕事は演じること

歌手の仕事は歌うこと

 

では、アイドルの仕事は何だろう。

アイドルの仕事とは、つまり、崇拝対象憧れ、そして愛される事だと思う。

 

よく聞くセリフだが

「○○選手は、自分にとってのアイドルだったんです」

↑のようなセリフは、スポーツの試合後に勝った選手が対戦した相手について語る状況などで、使われる事が多い。

つまり、誰でもアイドルにはなりえるという事だ。憧れてくれる人がいるならば。

 

理想の女の子、理想の彼女として、崇拝される対象となる事ーー、それがアイドルの仕事だと思う。

 

だって、女優や歌手のような特別なスキルが必要とされる仕事ではないワケで。(プラスαにはなる)

 

だからこそ、愛され属性を大切に必要がある。ではその愛すべき対象に、彼氏がいたら?   夫がいたら?

 

……愛せるかもしれない。でも、愛せないかもしれない。

プロであるなら、そこに不確定要素は要らない筈だ。より研ぎ澄まし、ナイフのように尖る必要がある。

 

以上の理由で、ぼくはアイドルは恋人を作るべきではないと思う。

作るなら、完璧に隠すべき。

隠したままーー、アイドルを引退すべき、だ。